『 桃林窯 器こぼれ話 』

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プチラマダン

「長年続けてきましたエキサイトブログを桃林窯ホームページ内のブログに移転しました。」
と、お伝えしましたが個展などの行事が忙しく、学習不足でまだホームページ内でのブログアップができません。
もう少しの間エキサイトブログにお世話になります。




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年に一度の特定検診に、ナンと私は小さな検査箇所にたびたび引っかかるようになった。

ナンの引っかかるところと、私が引っかかるところは面白いくらいによく似ている。

自営業なので、一日3食同じものを食べているせいだろう。

それがきれいに検診結果に表れる。

「ねえ、ナン。このままじゃちょっとまずいよね。今のうちに何とかした方がいいんじゃない?」

「そうだな~ なんとかしようか。」

5年ぐらい前から植物油は品質のいいものに変えていた。
マヨネーズも油脂類の買い物はナンに任せてこだわったものに変えてもらった。

コレステロール値はすぐに結果に表れた。

でも今度は、もっと掘り下げて・・

かといって断食は続きそうにもないし・・・

「キーマ、週に一度だけでも夕食を軽くしようか?その日はアルコールもやめるとか・・・」

「そうだね。やろう、やろう! 思い切って週2回にしようよ。」

「し、し、しかたない、やるか。」

プチラマダンを始める月曜日はちょっとした覚悟がいる。

野菜はたっぷり、たんぱく質もきっちりだけどいつもに比べると量が少なめ、
そしてなんといっても最後のおかゆを食べた後の満足感が・・・
そう終わってもスカスカなのだ。

プチラマダンを始めて約1カ月半、

恐る恐る、体重計に片足だけ浮かせて乗ったりしているけれど

結果にいまだ現れないのはなんでだろう・・・?     キーマ





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良質のたんぱく質はやはり魚から。



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ナンが大好物の李錦季四川式麻婆豆腐辛口
豆腐は有田のこだわり絹ごし
でも今日はほんのちょっぴり





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卵焼きに野菜もたっぷりと添えて・・




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お吸い物は手抜きで、お馴染み永谷園




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締めはギャラリー悠遊スタッフに教えてもらった小豆入りのおかゆで今日の晩御飯はおしまい。
いつもはナンがビールを飲みながらゆっくると食べるので夕飯は2時間くらいかかるけれど
今日はほんの15分、いつもこのくらいだと楽なんだけど‥‥




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本日の晩御飯ごちそうさまでした。






まだまだ未完成の桃林窯ホームページ URLはコチラ
https://touringama.com/



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by my_utuwa | 2018-01-29 10:35 | Trackback | Comments(0)

臆病者

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僕が初めて車の運転をしたのは16歳か17歳の時、高2だったと思う。
幼馴なじみのトシの家で車を買い替えるときに新車が届くまでの間、今乗っている車を自由に使っていいというのだ。
当時はまだ各家庭で車がもてる時代ではなかったが、両親とも小学校の先生だったトシの家は比較的裕福だったせいか早くからマイカーを持っていた。
厳格なトシの両親がなぜその時に車を使わせてたくれたのかは未だに分からない。
その時僕らは免許を持っていなかったのに・・

トシは僕ともう一人、マナに声をかけドライブに出かけることにした。
トシは混んでいる道は避け、車通りの少ない道を選んで走った。

その頃の佐賀空港はまだ予定地が決まっていただけで、広大な干拓地は高さ6メートルの堤防に囲まれ孤立した荒れ地だった。
予定地をぐるりと囲んだ堤防には取り付けの坂道が数か所あり、そこを登って行くと車がすれ違うことができるくらいの整備された道が延々と続いていた。

トシに運転を代わってもらい、日産サニーのクラッチ操作もわからないままエンストを繰り返した末にゆっくりと車は動き出した。
ゆっくり、ひたすらゆっくり・・・
僕ともう二人を乗せた巨大な塊が静かに動き出したことに驚き、新しい世界に踏み込んだ高揚感に面食らった。

そんな人気のないところでもたまに対向車がくることがある。
車が近づいてくると怖くて、怖くて・・・
道の端に車を寄せたいけれど道から落ちてしまうような気がしてハンドルが切れない。
対向車の運転手はそんな僕を見てけげんな顔をしながら遠ざかって行った。
無理もない・・子供が運転していたのだから・・
振り向く余裕はなかったが、相手はきっと身を乗り出してこちらを見ていたに違いない。

運転をマナに変わって、次にトシ、また僕に代わってもらったけれどスピードが出せない。
ゆくり、ゆっくり・・・

当時の車は約7年、走行10万キロが寿命とされていたが、
その車は下取りにに出された後タクシーとして活躍し、
数年後に30万キロ以上を走った珍しい車として新聞の記事になったことをトシに教えてもらった。

スピードが出せない臆病者だと二人に笑われながら運転をトシに代わって家に帰ったこと、そしてすれ違った対向車の顔が今でも忘れられない。   ナン






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by my_utuwa | 2018-01-28 22:21 | Trackback | Comments(0)

念願の看板

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全く予算がない頃に自分たちで作ったお手製の看板は、

お世辞にも素敵だとは言えないものだった。

わかればいいか・・と、心の中で言い訳していたけれど

お客様から「赤い色を一部に使ってみたら・・・?」

「もう少し大きく目立つようにしたら?」など

いろんな人からいろんなアドバイスをもらっていた。


自分たちで一生懸命考えた看板では、なかなかアピールもできないようだ。

ある日図書館で文字を調べてみたら、隷書体というのが気になった。

真似をして同じように自分たちの看板用に書いてみたけど、

付け焼刃の文字を書いたところで、やっぱり決まらない。

「しょうがないよ・・・。」

「とりあえず、これで行こう・・・。」

スタートはそんな風だった。


いつかはきれいな看板立てなくっちゃ・・と思いながらも

時間だけが過ぎてゆき、そのうち気にならなくなって

いつの間にか20年が過ぎて行った。


古くなった看板を、再び新しくしなければならなくなったころ

一本の電話が入って、思いもかけない話をいただいた。

「商工会です。補助金の申請をしませんか・?ホームページや看板を作れますよ」

「えっ!?ホントに?そんなことできるんですか?」


まるで棚から牡丹餅が落ちてきたような話に、ナンも私もすっかり舞い上がった。

喜び勇んで自分たちでデザインした看板は、あれやこれやと賑やかな話し合いを経て

年末ようやく完成した。

そして、吹雪が吹く寒い日に念願の看板は立ち上がった。


道路まで降りて行っては、「もっとこうしたらよかったかな・・」

「もう少し小さくてもよかったかな・・・」と反省を兼ねながらも、

もの珍しさも加わって、かわるがわる結構楽しく眺めているこの頃。

不思議なことに看板を新しくしてお客様も増えてきたようだ・・
                                キーマ

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刷毛目のお皿

パスタやカレー皿などに・・飽きのこないシンプルさがいいと思う。
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粉引の角皿 
どっしりとした存在感ある一枚。
見込みの部分は、薄い土を張り合わせている。
オードブルやワンプレートなどに。
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粉引の長角皿
少しグリーンがかった粉引きの板皿
オードブルはもちろん、お刺身やおにぎりなんかをのっけるのもいいかな?
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面取りの焼酎マグ
ざっくりと面取りしたこのマグは、とても人気がある。
持ちやすくてどこか愛嬌がある。

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飯碗いろいろ
こちらは、粉引と刷毛目のコンビネーション。
優しい刷毛目がご飯を楽しくする。

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小さな手のついた小鉢
うちでは薬膳カレー用のルーを入れる器に使っている。

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by my_utuwa | 2018-01-19 18:52 | Trackback | Comments(0)

日本酒漂着

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正月早々新酒が届いた。
送り主は横浜の常連のお客様からだった。

ワインと違って日本酒はたまに買って飲むこともあり、
特に新酒の季節には有名な蔵元の純米や大吟醸をありがたがって買い求める、にわかファンでもある。
日本酒はワインと違って「口当たり」や「すっきり」「フルーティー」など三つくらいの言葉を覚えておくとそれらしく聞こえるが、土のにおいやタンニンがどうだとかワインにまつわる難しい単語は覚えただけでは使いこなせないし下手をすると墓穴を掘るはめになる。

ビールはのどごしで味わうものだけれど日本酒はやはり口の中で味わうもの。
淡白な中に、米の甘さや水田に流れ込む水の清らかさが見えるような
情緒が楽しめる。
ビールと違ってたくさんは飲めないところも奥ゆかしい。
キーマも好きで飲むことが多いがやはりたくさんは飲めない。

届いた2本の酒は冷え冷えの状態で送られてきた。
箱の中には小さな袋に入った味噌がしのばせてあり、
それを肴に飲むといいらしい。
「日本酒に味噌」 クールジャパンだ。
僕がそう言うと、キーマが洒落たことを言う。 

「ワインに味噌も合うかもよ。」      ナン・・・



飛騨の蓬莱という貴重な酒らしい。
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自己主張の強いパッケージだ
今晩呑むのが楽しみ
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日本酒に味噌が付いてきたのは初めての事
試しに味噌をなめながら飲んでみよう
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by my_utuwa | 2018-01-05 16:20 | Trackback | Comments(0)