「なんでかなぁ・・・。」
ホームベーカリーの中のパンを見て、ナンがつぶやいている。
今まであんなに香ばしく、ふっくらとおいしいパンが焼けていたのに、
最近は、どうしてだかあまり膨らまなくなってしまった。
「小麦粉が古くなったのかもしれないなぁ・・・、今日買い物に行くんだったら、
ついでに小麦粉も買ってきて。」
我が家では、パンはいつもナンが作ることになっている。
硬いパンをかじりながら、私は買い物リストに小麦粉を付け加えた。
3日後、新しい小麦粉で、パンを焼いてみたが、結果はやっぱりおなじ。
「イーストの方が古いのかなぁ・・・。」
「はい、ドライイーストね。」
メモに、新しく書き加える。
イーストを新しくしても、結果はおなじだった。
ホームベーカリーのお任せモードだから、コツなんていらないはずなのに
一体どうしたんだろう・・・。
ナンはだんだん作る間隔が長くなって、最近はベーカリーが棚の中から
引き出されることが少なくなっていた。
ところが・・
友達の奥さんから、とてもおいしいパンをいただいて、ナンは再び作る気になったようだ。
「キーマ、パンをこねるところだけホームベーカリーにやらせて、
焼くところは、自分達でやれば どう?」
「うん、いいかも。やってみようか・・・。」
こうして、初めて焼いたパン。
発酵させたり、ガス抜きしたり結構大変。
初めて作ったパンは、やっぱりあんまり膨らまなかった。
それでも手を加えたぶん、なんだかいつもよりおいしく感じられる。
次の日、バーガー風にしてフルーツも付けて、
めいっぱいおしゃれをさせた後、カメラとお腹におさまった・・・。 キーマ
プロの作と見まがうばかりの手作りパンをいただいた。
ふっくらとして、ほのかな甘みのある上品な味だ。
ドライフルーツが中に入っていた。
キーマ初挑戦のパン。
ホームベーカリーの説明どうりに、手作業で焼いてみた。
膨らみは書かれている大きさの半分ほど・・・ なんか変。
見た目はおいしそうだけど。
次の日はバーガー風にしてみた。
生ハムと、地卵入りで、ボリュームもある
フルーツも、付けてみた
ナンは大喜びだ。
粉引きの蕎麦猪口。
そば猪口だからそんなに大きくはない。
濃いめのコーヒーには、ぴったりだと思う。
シンプルな粉引きのカップ。
突き出しやあえ物、デザート用に。
実はこれ、グラタンの器。
白いホワイトソースを入れると、抜群においしそうに見える。
ぐつぐつと焼きあがったチーズにスプーンを入れて、
この器面白いね、・・・、なんて言ってもらえたら嬉しい。
先日のカレー皿の姉妹品
長皿に足が付いている。
とても気に入っている新作だ。
佐賀の個展に出品する。
作陶展のお知らせ
・ビーフカレーのお皿展(企画展)
期間) 3月3日(火)~22日(日)
11:00~19:00
場所) 器らくや 悠遊
☎092.554.2220
〒815-0035
福岡県 南区 向野 2-4-8
内容) 毎年好評のアニバーサリー・企画展。
今年は、10人の作家によるそれぞれのビーフカレー皿、3種類。
吉田求 最新作のカレー皿を展示・販売。
・吉田求 器展
期間) 3月17日(火)~22日(日)
10:00~18:00
場所) 高伝寺前村岡屋ギャラリー
☎0952.24.5556
〒840-0027
佐賀市本庄町大字本庄961-5
内容) 粉引き、刷毛目、炭化焼き締めの家庭食器。
土のグラデーションを活かした楕円鉢、
カズラ付きのカップなど・・・。
最新作の器、300点を展示販売。