『 桃林窯 器こぼれ話 』

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貝殻拾い・・・。

個展まで、あと二週間程。本窯にはいろいろな作品を入れます。
炭化焼締めを焼成する時は、窯変(作品に、金や銀、銅色が化学変化で出ること)を
狙って、貝殻や木炭を入れています。その貝殻を使い切ってしまったので
急きょ、有明海・太良の海岸まで貝殻拾いに行くことにしました。

知人の陶人形作家に教えてもらっていた場所についてみると、どういう訳か貝殻が
車で潰されて粉々になっています。
仕方がないので、きれいな形を一個一個集めることに…。

あたりは暗くなりかけて、腹も減って…、ふと見ると明かりのついた海の家を発見!!
今日上がったという竹崎カニを焼いてもらって、腹も貝殻の袋もいっぱいにして
無事に帰ってきました。

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素焼きのように見えますが、内は粉引きを釉掛けしています。
三個だけ作ったのですが、昨日一個売れて現品のみです。
外側に見える白い模様は、一回カンナで彫って白い土を埋め込んでいます。

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刷毛目の汁注ぎ。アラジンの魔法のランプを連想させるような形をしているのでしょうか。
思わず手にとって、胴の部分をなでてみたくなる・・とよく言われます。

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苔玉仕立ての観葉植物を、ざっくりとおおらかに作った炭化焼締めの足つき鉢に
載せてみました。窓にすだれをかけて、たっぷり水やりした植物を窓のそばに置いてみると
日差しも和らぎ、風も入ってきて、見た目も大変涼しくなりました。

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カヤ文様の粉引きの角皿、裏に小さな足が付いています。
中心から外に向かうに従って、ゆるやかにカーブをつけて、盛り付けしやすくしています。
生春巻きや、冷しゃぶなど夏を連想させる料理を考えながら作りました。
一人分ずつ盛りつけるサイズの大きさです。

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吉田求 夏の器展

  この夏に向けた新作の器展。
  粉引きや刷毛目、炭化焼き締めなど、およそ250点を展示、販売。
  かずら付きの花器、カップ、夏の中に涼を添えるビアマグ、そば皿、蚊やりなど・・・。
  ブログに登場した作品も出展、生き生きとした風情のある器を提案します。
  どうぞご期待ください。

  期間)平成20年8月5日(火)~10日(日)
   
     AM11:00~PM6:00  最終日~5:00

  場所)ギャラリー画椰(がや)

     〒814-0155 福岡市城南区東油山3-29-30

     TEL.FAX  092-873-0033
  
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  地図
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# by my_utuwa | 2008-07-20 11:30 | Comments(16)