『 桃林窯 器こぼれ話 』

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ひだり馬のやきもの・・・。

5月にもうひとつ小さな窯を、設置しました。
やきもの屋は、新しい窯を始めて焚く時に、「馬」の字を裏返した左跳ねの馬の字を
焼き物に描いて、窯に入れます。
そして焼き上がりを縁起物として、ごひいきに配る習わしがあります。

馬は、右から乗ると転ぶ習性があるため、必ず左から乗ることからきているそうです。
僕の初窯は、そのことをすっかり忘れ、新作のポットと釉薬の試験を兼ねて
さっくりと焚いてしまいました・・・。

一生に何度も焚けないひだり馬の窯を、11年前の大きな窯の時も
すっかり忘れて焚いたことがあります。
残念なことをしたのですが、新しい窯は思った以上の良い上りでした。

次の刷毛目の足つき皿と、6枚目の写真のポット(夏の器展の案内)が、その初窯上りです。

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冷酒や、ビール用(一口サイズ)の手の平に入ってしまうくらいの、小さな器です。
僕は冷酒もビールも好きなのですが、夏はよく冷えたものを楽しみたいので、
器を小さいのに変え、冷たいものを何度も注いで、最後まで味わうことにしています。

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粉引きのプレート、大きいほうは23.5cm、パスタを食べるときの大きめの皿を
イメージして作りました。小さいほうは15cm、パンやサラダ用など家庭でよく使うサイズです。
控えめですが、テーブルの上では料理をぐんと引き立ててくれるはずです。

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左がピッキー、右がクンです。クンはいつも遊んでもらいたくてならないのですが、
ピッキーは孤高の猫、おいそれとは遊んでくれません。
この日は珍しく、ピッキーがクンの顔をなめて、挨拶していました。

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刷毛目の片口、両手の中に納まるくらいで、写真でイメージされるほど大きくはありません。
冷酒を入れて酒器として楽しんだり、そーめんつゆや、ドレッシング入れなど
気軽に使っていただきたい、普段使いの器です。

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吉田求 夏の器展のご案内

   この夏に向けた、新作の器を発表します。
   ブログに登場した器も出品、手にとってご覧いただけます。
   どうぞ、ご期待ください。

   日時)8月5日(火)~10日(日) AM11:00~PM7:00(最終日~PM5:00)

   場所)ギャラリー画椰  (がや)
      〒814-0155 福岡市城南区東油山3-29-30
       TEL.FAX   092-873-0033
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# by my_utuwa | 2008-07-13 04:20 | Comments(17)