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『 桃林窯 器こぼれ話 』

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ホントは、寒がり?

腕を骨折したピッキーの自宅療養期間は、2か月にも及んだ。
「しばらく外には出さないで下さい。」と、
先生から言われていた私達は、忠実に言いつけを守り続けた。
いつも自由にさせていたので、
ピッキーにとっては、退屈でストレスの多い日々だったに違いない。
何回も脱出を試みるピッキーと、毎日根くらべをしているようなものだった。
たまたま寒い時期に重なったので、ピッキーのベッドには、常時電気アンカを入れ
ピッキーがいつもベッドで休みたがるような環境も整えるという、過保護ぶりだった。

それにひきかえ、クンだ・・。
自分のごはんをしっかり食べた後、ピッキーのごはんもきれいにかたづけ、
時々、隣の川辺さんちにも遠征しては、3匹の猫のごはんも拝借していたらしい。
ピッキーの療養中に、見る見るうちに太ってきた。

クンは、しっかりと肉布団を着こんでいる。
クンは寒い日でも出掛けて、あまり寒がる様子もなかったので、
使い捨てカイロを一つ、彼女のベッドの下に毎晩しのばせるだけだった。
ピッキーが神経質でデリケートなのに反して、クンは大らかでおっとりしている。
クンは二女に近い宿命もあり、ついついなんでも二番目になってしまう。

ところが雪が積もった寒い日、ふとしたことから、
クンはピッキーのベッドのほうが、格段に温かいことに気付いてしまった。
それからというもの、療養中のピッキーを差し置いて
ちゃっかりとピッキーのベッドに寝るようになり、ピッキーを怒らせていた。

「そうか、クンだって寒いんだ。しょうがないなぁ・・」
そんなわけで、クンにも電気アンカを買ってやろうということになり、
方々探して、気に入った電気アンカを見つけてきた。

クンは、ようやく落ち着いて自分のベッドで寝るようになった。
クンの毛布は、クンの毛並みの柄に合わせて茶トラ柄だ。
毛布の下に、電気アンカを入れてもらったクンは、風呂にでも入っているような顔をして
自分のベッドでくつろいでいる。
そんなクンの写真を撮ってみた。

まるで大蛇にでも巻きつかれているような(幸せそうな?)ショットに、
ナンと二人で、写真を見ては大笑いしている。        キーマ


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療養中のピッキー。ベッドとストーブの前を往復する日々だった。
ようやく、外に出られるようになって、最近は機嫌が良くなった。

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刷毛目の香立て。
うちでは時々香をたく。
香をたいた後の残り香が大好きだ。
そこで、ナンに頼んで香立てを作ってもらった。
この香はインドのもの。
香りにも国によって、いろんな個性がある。

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30cm位の長さの、焼き締め長角皿。
家庭で普段使うというよりは、お酒などを楽しむ時に
酒の肴をのせて、楽しむ食器だ。
でも私は、おにぎりとたくあんなんかも乗せる。
これが意外と面白い・・。

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刷毛目の片口。
両手の中に収まるくらいの小ぶり。
カメラの癖で、魚眼レンズでとったようになるので、
後ろ姿を撮ってみた。
ぽったりとした形だが、下にくぼみがあるので持ちやすい。

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細身の湯のみ。
しのぎのアクセントがある。
コーヒーを入れてみたら、とてもエレガントだった。

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粉引きの小皿。
以前、一回だけ福岡での個展に出品した幻の一品。
見本を持っていたので、久しぶりに出して写真を撮ってみた。

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東京土産の唐芋レアケーキ。
「元祖ラブリー」は、大ブレークしたらしいが
その上に、唐芋と栗をブレンドして、バージョンアップしたらしい。
一口サイズのケーキには、一口サイズのお湯のみで・・・。
でも私たちは、何回もお代わりしてお茶を楽しんだ。

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すいきのお茶会  (吉田求展)
  2月18日(木)~20(土) 
    25(木)~27(土)
   11:00~18:00
  
場所)日本茶カフェ すいき
〒840-0842
  佐賀市多布施3-2-78

☎ 0952.24.5875

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by my_utuwa | 2010-01-26 13:20 | Comments(20)

すったもんだの実家のリフォーム、その後

実家のリフォームを間近にして、妹夫婦との作戦会議は佳境を迎えている。
「近くまで来たから、晩御飯食べさせて~。」
私とナンは、ちょくちょく実家に立ち寄るようになった。
両親は何の疑いもなく「食べていけ、飲んでいけ」と大喜びする。
父は寝るのが早く、食事が終わった8時半頃には自分の寝室へ向かう。
母がお風呂に入った隙に、短い作戦会議が始まる。

「2.5坪のスペースに、洗面台とお風呂とトイレを収めたら、工事費が安くてすむんじゃない?」
「全部入るかな?」
「入るかじゃなくて、入れてしまうのよ。」

「台所もやり替えて、この予算でオール電化になるかな。」
「あのね、オール電化どころか、エコ給湯までもっていきたいの。」
「エコ給湯~?本気か?工務店に殴られるぞ。」
「アウトレットを探してもらえばいいよ、ハハハ・・・。」

「お父さんが大反対の壁と棚を外すのは大変だぞ~。はずすとやったら死んだほうがよか、
と言って脅かすからなあ・・・。」
「下を通る時に頭をぶつけるよって言ってみる。外して良かった。って後で言うのは、
解っているから。」

「予算を聞いたらびっくりするからさ、半分ぐらいに言っとこうか・・」
「そうだなあ・・。」

「たくさんのガラクタどうする? 捨てないよ、絶対。」
「僕らが使うって言って、貰って行って処分してあげるよ」
「老人会の余興に使うロングヘアーのかつらとか、お面とか色々あるぞ。」
「じゃ、私がかぶりたいって言おうか・・・。」

そんなこんなで、短期決戦であっという間でまとめに入る。


4~5日後、ナンが厚紙でリフォーム後の家の模型を作った。
両親に見せたら、意外にも反応がいい。
「う~ん、一カ月以内でできるとやったら、してみっか・・。」
何とか約束を取り付けることに成功した。

そういう訳で、無理難題を工務店に押し付けてのリフォームが先日、ようやく始まった。  
                                               キーマ




ナンがリフォーム後のイメージを、厚紙で作った。
家の裏に駐車場があるので、実家は皆、裏から出入りする。
この模型は、その出入りする裏側から写したもの。
濡れ縁をつけて、靴箱を置くという実践的なつくりだ。

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リフォームしたい台所と、茶の間。
大きさは45分の1。4㎝四方が1坪になるらしい
冷蔵庫もシステムキッチンも、出来上がったら全くこのサイズになる。
茶色に色をつけているのは大工さんに、木で作ってもらう個所。

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茶の間から、キッチンを見たところ。
壁を取り払って、ドアをつける。
カウンターをつけて、下がり壁をつけて、古い梁をつけてもらいたいけど、この予算・・・。
言いだせるかなぁ・・・。

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キッチンから裏へ向かう廊下に、アコーディオンカーテンをつける予定。
アコーディオンカーテンは大嫌いだったが両親に押し切られてしまった。
廊下の全部を、今流行りのウォーキングクローゼットにするつもりだが、
両親は、廊下は通り抜けるものだと言って聞かない。

キッチンのシンクは、大きいものを2つ付ける。
田舎では、大勢の人が集まることが多い。
洗い物が多いのでこれくらいでないと間に合わない。

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ナンが作るのに苦労した靴箱。
沢山入りそうでしょう?
これは、買ってくるつもりだけれど…。

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無理やり入れる予定のバスタブ。
ひょうたんみたいな形をしているが、お湯が少ない割にはゆったり感がある最新式のバスタブ。
窓は大きめ。お風呂が狭いから、開放感があるほうがいいかなと思った。

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狭い空間に、お風呂と洗面所とトイレを入れる。
トイレは洗面所と共通のため、ドアは完全に閉まらないが、
年取った両親が、車いすになった時は、ドアを取り払って
バリアフリーで使えるようにした。

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器の話も入れなくっちゃ。
陶箱、2種類。
粉引きで作った一点もの。
今の季節、藪椿を一輪、蓋をちょっとずらして活けるっていうのは、どうかな・・・。

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最後に、療養中のピッキー。
みなさんにご心配をおかけしました・・・。随分良くなりましたよ。

日向ぼっこしているふり。
猫なのに、タヌキ寝入りしている。
隙を狙って、外に脱走するんだな・・・、これが。

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by my_utuwa | 2010-01-12 23:59 | Comments(18)

24時間の弾丸初詣

不況の風が急速に吹き始めたここ1~2年。
僕たちも、少なからず影響を受けた。
そこで始めた、いつもと違うことをするというジンクスは、
年末の31日、東京への初もうでという形になった。
昨年、思いつきで始めたこの1日だけの大急ぎの弾丸初詣は、
思っていた以上に楽しく、いいことも多かった。

僕とキーマは「今年も行こう!」とすぐに話がまとまり
大雪の舞う中、ワクワクしながら、再び飛行機に飛び乗った。


雪の中を車で1時間ほど走って、ようやく佐賀駅に着いた。
福岡までは、ここから電車で行くことにした。
大雪のため電車も遅れ気味、電車が福岡に着いた頃、雪はやんでいた。

いよいよ出発だ。

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飛行機に乗ると、大晦日の東京行きはガラガラだった。
窓から写真を1枚、雲の上の空はきれいな青空だ。

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珍しくて窓の外ばかり見ていたら、ブロッケン現象に気がついた。
うっすらと映っているのがわかるだろうか?
雲に映った飛行機の影を中心に、丸い虹が取り囲んでいる。
御来光などと呼ばれる珍しい現象らしい。

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羽田空港に着いたところ。
空港もお正月バージョンで飾り付けされていた。
キラキラとした、都会的な正月だ。

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予約していたホテルの最寄り駅に着いた頃、もうあたりは暗くなっていた。
冷たい風が吹いて寒かったが、見ると、広場にSLが飾られていた。
「写真とろうか・・」なんて言っていたら、
隣で写真を撮っていた若い男の子たちが場所を譲ってくれた。

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去年たまたま見つけた、蕎麦屋の「砂場」。
雰囲気のある建物で、来年はここで年越しそばを食べようと、キーマと決めていた。
行ってみると、営業中。
「よし!いくぞっ!」初めて入る老舗はちょっと緊張する。

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寒風の中、行列に並んで店に入るまで40分も待たされた。
「折角来たのだから、絶対に食べよう。」とキーマは、言いきっていた。

店内は超満員で相席だったため、残念だが写真は控えた。
蕎麦は、本当においしかった。


蕎麦を食べた後、初詣に出かけ、ホテルに帰ったのは午前2時ごろ。
キーマは半分寝ている。
僕だけ、ホテル屋上にあるペントハウス風の温泉に入った。
初風呂は、誰もいない大浴場で大満足。

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帰りの飛行機から見えた雲海。

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「左手下、富士山が見えます」のアナウンスで、窓の外を見ると富士山が見えた。
僕らは大興奮して、富士山の写真を撮りまくった。
こうして始まった僕らの一年だ。

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by my_utuwa | 2010-01-04 10:41 | Comments(29)