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『 桃林窯 器こぼれ話 』

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謹賀新年

明けまして、おめでとうございます。
本年も、楽しくお付き合いください。
どうぞ、よろしくお願いいたします


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暮れも押し詰まった今、僕たちは、またそわそわと東京へ行く準備をしている。
いつもと違うことをしようと、思いつきで東京へ初詣に出かけた昨年は
思いのほか、沢山のいいことがあった。
ゲン担ぎ…に近いものがあるが、いつもと違うことをすることは
別の意味でも、楽しいことだ。
外は吹雪に近い雪が降っている。
でも、そんなことは、全く気にならない。
電車の時間も迫ってきた。

では、行ってきま~す。
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by my_utuwa | 2009-12-31 11:50 | Comments(20)

すったもんだの実家のリフォーム



最近キーマは、実家のリフォームの打ち合わせに追われている。
キーマの実家は、町はずれの田んぼに囲まれた集落の中にある。
この集落にもようやく下水道が通って、あちこちで繋ぎ込みの工事が始まった。
そこでキーマの実家も下水工事をきっかけに、使い勝手良く、
高齢の両親が危なくないように、リフォームしようということになった。

しかしこれには、年取った両親が、そう簡単に承諾しなかった。
キーマの両親は妹夫婦と同居していて、リフォームは妹の念願でもあった。
でも両親が苦労して建てた築30年の家は、親にとってはまだまだ新築同様なのだ。
「トイレと風呂場だけ、繋げばよかじゃなかか。」 とねばる両親に、
妹夫婦、キーマ、僕も加わって、説得になんと2か月を費やした。
トイレや風呂場は、寒くて不便だし、台所は暗くて使いづらい。
おまけに床もぶかぶかしてきている。
コンロに火をかけていることを、時々忘れるようになった母を心配した妹は
これを機に電化にしたいと考え、キーマに設計を頼んだという訳だ。

キーマは張り切って、高齢者に優しくて使い易い、
明るい家をあれこれ考えたが、すぐに壁にぶつかった。
変化を嫌うキーマの両親が、ことごとく反対するのだ。
「この壁をはずして広くしようよ。」 「そがんことは、しぇんでよか。」
「それじゃ、使いようのないこの棚を外して、ソファーを置いて、
ゆっくりと横になってテレビ見られるようにしようよ・・。」
「棚の中には髭そりば入れてあるけん、はずしたらいかん。棚を取るなら、死んだほうがよか。」
などと、おおげさなことを言う
「台所はごちゃごちゃとものが多くて暗いから、流しの位置も変えて明るくして、
電化にして、棚も付けて全部そこに収納しようよ。」
「台所? 変えんでよか。第一、捨てるもんはな~んもなか。」
すべてがこんな調子だ。

キーマはすっかり頭を痛めている。
「ナン、何とかならないかな・・。こんなに親が頑固だなんて、思わなかったなあ。」
「キーマ、作戦を立てて、親のストレスにならないようにやるしかないよ。」
かくて、妹夫婦と僕らの秘密の会議は続いている。
当分僕らは、仕事じゃない仕事に追われることになるんだろうな・・。
                                           ナン







個展が先日、無事に終わった。
ピッキーも退院してきて、僕たちはやっと静かな冬を迎える。
慌ただしくてできなかったストーブの煙突掃除にも今日、ようやく取り掛かった。
個展の時にもらった注文も、一休みしてからと思っている。
たくさんの人達に来てもらい、楽しい1週間だった。

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いつもは静かな山の中に暮らしている僕らにとって、個展は刺激が多い。
期間中の1週間はとても寒くて、雪まで降った。
「こりゃ、だれも来てくれないだろうな・・・。」なんて思っていたら
たくさんの常連の人たちが、ニコニコしながら見に来てくれた。
古民家のギャラリーは温かく、普段寒さに慣れている僕たちにとって
寒さ知らずの快適空間だった。
みなさん、ありがとうございました。
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by my_utuwa | 2009-12-26 22:26 | Comments(21)

ピッキー再入院

廊下のふき掃除をしようと、雑巾を持ってしゃがんだ。
後から後から、涙がこぼれる。
拭いても拭いても、点々と涙が落ちて、掃除にならない。
そのうち、雑巾を放り出して座り込んだ。
涙が流れて、止まらなかった。

猫のピッキーのことだ。
たかが猫、とみんないう。
骨折して手術をしたピッキーを、一週間病院に預けて
許可をもらって連れて帰ってきた。
ぶらぶらだった腕がやっと少し着けるようになって、
良くなってきたのかなと思っていたのに、
また、腕を着こうとしない。
なんだか様子が、おかしい・・・。

抜糸に連れて行く日になったので、再び病院を訪れた。
先生は、ピッキーの腕を触って、すぐにレントゲン室に連れて行った。
後から来る犬や猫が、次々と診察室に呼ばれるのに、
ピッキーは、レントゲン室に移されたままだった。
他の犬や猫の診察が一段落して、ようやく名前を呼ばれた。
中に入ると、レントゲンの写真を見ていた先生が振り返って、
手術したプレートが外れて、再び骨折していると
困った顔で、そう告げた。
写真を見ると、大きく「く」の字に折れている。
腕を付けなかったはずだ。
猫の腕の骨はとても細い。
先の手術でビスで穴をあけて、プレートを固定したけれど、
再手術で、もうこれ以上穴は開けられないそうだ。

ピッキーは、とにかくその場で再び、入院となった。
今度は長く預かることになるという。
ピッキーを病院に残して帰ってくる時の、必死で呼びとめる鳴き声が耳から離れない。
小さな体で、折れた腕で、びっこを引きながら後を追いかけようとした。

たかが猫、そう、猫なのだ。
でもピッキーは、やっぱり家族の一員だ。
猫ミルクを持って、ピッキーに会いに行く日は今も続いている。
肩から針金を3本も入れられて、一緒に帰りたいと
狭い檻の中から、体全体で訴えるピッキーを残して病院を出る時は、
胸がつまって、つらくなる。
でも今は、ピッキーの好きな猫ミルクを手に、
ただひたすら見守るしかないと、自分に強く言い聞かせている。   キーマ


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間もなく始まる 「欒 ・まどい」での個展。
その個展に出品する小さな手付きの小鉢、秋の新作。
直線のラインをいれて、ちょっとアクセントを入れてみた。
シンプルで重なりもいい。
スープやサラダなど普段使いに、とても重宝すると思う。

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うちのカップは、全体的に大きめだ。
お客様のリクエストは、大きいカップを好む人が多かった。
でもこれは手のひらに、すっぽり収まる可愛いカップだ。
なんとなく、遊び心でつくってみた。
ちぎりっぱなしのような皿に乗せてみたら、意外な表情が出た。
窯開き用の接待につかっていたら、注文のリクエストが多く、
今回新作となった。

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灰釉で作った片口型の小鉢。
今回は、深いブルーグレーのきれいな色が出て、
自分でも気に入っている。
キーマに試しに使ってもらったら、
キーマも気に入ったのか、最近は、これが食卓に頻繁に登場する。
湯どうふ、煮ものにとても似合う。

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櫛目の入った粉引きの飯椀。
始めて使う土で、窯の炊き方も変えて焼いてみた。
今回の個展には、このシリーズの作品も出そうと思う。
写真で見える粒は、粒子の粗い砂。
口元が気にならないように、釉薬でコーティングしている。

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お正月を意識した、晴れの日の小さな器バージョン。
年末のパーティーなど、人が多く集まる時の洋食系の器や
お正月など和でも洋でもつかえる器など、
今回は、暖かなおもてなしをする時の器をテーマにした。
見て、楽しんでいただけたらと思う。

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個展のご案内


吉田求 ~暖かな冬の器~


12月15日(火)~20(日)
ギャラリー「欒・まどい」
10:00~19:00

佐賀市東佐賀町14~30
☎  0952.28.0752

工房問い合わせ) 0954・45・6186
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by my_utuwa | 2009-12-11 17:28 | Comments(25)