『 桃林窯 器こぼれ話 』

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夏のファンヒーター

粉引きの器を作る時は、生乾きの生地に液状にした白い土を流し掛けます。
そのまま置いておくと、生地が水分を吸って割れてしまうので、素早く乾かす必要があります。

そこで登場するのがファンヒーター。
設定温度を最大にして、その前に生地を並べます。
うまく乾いてくれた時は、一安心なのですが・・・・。

ファンヒーターの上限は32℃なので、部屋の温度が32℃を超え、途中で止まってしまった時は悲惨な結果が待っています。
全部割れてしまい、茫然としたことも何度かあります。

最近は賢くなって、日の出前の涼しい間に作業をするようになりました。
夏の作陶は、寝坊の僕をだんだん早起きにします。




ちょっと小振りの刷毛目のポット。
丸みがあり、両手で包みこめるくらいの大きさ。
中に茶こしをつけているので、コーヒーはもちろん、紅茶や日本茶にも使えます。

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粉引きの皿。21.5CM位の径があります。
パスタやお肉、魚など盛り付けるのにちょうどいい位の大きさです。
今日は、生春巻きを載せてみました。
ボリュームがあって、オードブル用に使ってもシャレています。

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シンプルなカップと角皿。コーヒースプーンも陶器です。
角皿はソーサーとしても使えますが、実は料理を載せるために作っています。

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昨日せっかく洗ったのに、クンは玄関前で砂遊びをしていました。
いつもここで砂遊びをするので、まーるく寝そべった跡があります。
抱き起そうとしたら、カメラの紐にじゃれついて、かじられてしまいました。

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そば皿とそば猪口。そば皿には小さな足が付いています。
一人分のそばを載せるくらいの大きさの皿。
縁を少し高くしているので、煮魚のような汁物や刺身を盛り付けると
雰囲気がぐっと変わって・・・、使って楽しい器です。

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吉田求 夏の器展
  この夏に向けた新作の器展。
  粉引きや刷毛目、炭化焼き締めなど、およそ250点を展示、販売。
  かずら付きの花器、カップ、夏の中に涼を添えるビアマグ、そば皿、蚊やりなど・・・。
  ブログに登場した作品も出展、生き生きとした風情のある器を提案します。
  どうぞご期待ください。

  期間)平成20年8月5日(火)~10日(日)
   
     AM11:00~PM6:00  最終日~5:00

  場所)ギャラリー画椰(がや)

     〒814-0155 福岡市城南区東油山3-29-30

     TEL.FAX  092-873-0033  


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  地図)  

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by my_utuwa | 2008-07-27 07:47 | Comments(20)

貝殻拾い・・・。

個展まで、あと二週間程。本窯にはいろいろな作品を入れます。
炭化焼締めを焼成する時は、窯変(作品に、金や銀、銅色が化学変化で出ること)を
狙って、貝殻や木炭を入れています。その貝殻を使い切ってしまったので
急きょ、有明海・太良の海岸まで貝殻拾いに行くことにしました。

知人の陶人形作家に教えてもらっていた場所についてみると、どういう訳か貝殻が
車で潰されて粉々になっています。
仕方がないので、きれいな形を一個一個集めることに…。

あたりは暗くなりかけて、腹も減って…、ふと見ると明かりのついた海の家を発見!!
今日上がったという竹崎カニを焼いてもらって、腹も貝殻の袋もいっぱいにして
無事に帰ってきました。

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素焼きのように見えますが、内は粉引きを釉掛けしています。
三個だけ作ったのですが、昨日一個売れて現品のみです。
外側に見える白い模様は、一回カンナで彫って白い土を埋め込んでいます。

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刷毛目の汁注ぎ。アラジンの魔法のランプを連想させるような形をしているのでしょうか。
思わず手にとって、胴の部分をなでてみたくなる・・とよく言われます。

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苔玉仕立ての観葉植物を、ざっくりとおおらかに作った炭化焼締めの足つき鉢に
載せてみました。窓にすだれをかけて、たっぷり水やりした植物を窓のそばに置いてみると
日差しも和らぎ、風も入ってきて、見た目も大変涼しくなりました。

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カヤ文様の粉引きの角皿、裏に小さな足が付いています。
中心から外に向かうに従って、ゆるやかにカーブをつけて、盛り付けしやすくしています。
生春巻きや、冷しゃぶなど夏を連想させる料理を考えながら作りました。
一人分ずつ盛りつけるサイズの大きさです。

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吉田求 夏の器展

  この夏に向けた新作の器展。
  粉引きや刷毛目、炭化焼き締めなど、およそ250点を展示、販売。
  かずら付きの花器、カップ、夏の中に涼を添えるビアマグ、そば皿、蚊やりなど・・・。
  ブログに登場した作品も出展、生き生きとした風情のある器を提案します。
  どうぞご期待ください。

  期間)平成20年8月5日(火)~10日(日)
   
     AM11:00~PM6:00  最終日~5:00

  場所)ギャラリー画椰(がや)

     〒814-0155 福岡市城南区東油山3-29-30

     TEL.FAX  092-873-0033
  
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  地図
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by my_utuwa | 2008-07-20 11:30 | Comments(16)

ひだり馬のやきもの・・・。

5月にもうひとつ小さな窯を、設置しました。
やきもの屋は、新しい窯を始めて焚く時に、「馬」の字を裏返した左跳ねの馬の字を
焼き物に描いて、窯に入れます。
そして焼き上がりを縁起物として、ごひいきに配る習わしがあります。

馬は、右から乗ると転ぶ習性があるため、必ず左から乗ることからきているそうです。
僕の初窯は、そのことをすっかり忘れ、新作のポットと釉薬の試験を兼ねて
さっくりと焚いてしまいました・・・。

一生に何度も焚けないひだり馬の窯を、11年前の大きな窯の時も
すっかり忘れて焚いたことがあります。
残念なことをしたのですが、新しい窯は思った以上の良い上りでした。

次の刷毛目の足つき皿と、6枚目の写真のポット(夏の器展の案内)が、その初窯上りです。

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冷酒や、ビール用(一口サイズ)の手の平に入ってしまうくらいの、小さな器です。
僕は冷酒もビールも好きなのですが、夏はよく冷えたものを楽しみたいので、
器を小さいのに変え、冷たいものを何度も注いで、最後まで味わうことにしています。

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粉引きのプレート、大きいほうは23.5cm、パスタを食べるときの大きめの皿を
イメージして作りました。小さいほうは15cm、パンやサラダ用など家庭でよく使うサイズです。
控えめですが、テーブルの上では料理をぐんと引き立ててくれるはずです。

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左がピッキー、右がクンです。クンはいつも遊んでもらいたくてならないのですが、
ピッキーは孤高の猫、おいそれとは遊んでくれません。
この日は珍しく、ピッキーがクンの顔をなめて、挨拶していました。

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刷毛目の片口、両手の中に納まるくらいで、写真でイメージされるほど大きくはありません。
冷酒を入れて酒器として楽しんだり、そーめんつゆや、ドレッシング入れなど
気軽に使っていただきたい、普段使いの器です。

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吉田求 夏の器展のご案内

   この夏に向けた、新作の器を発表します。
   ブログに登場した器も出品、手にとってご覧いただけます。
   どうぞ、ご期待ください。

   日時)8月5日(火)~10日(日) AM11:00~PM7:00(最終日~PM5:00)

   場所)ギャラリー画椰  (がや)
      〒814-0155 福岡市城南区東油山3-29-30
       TEL.FAX   092-873-0033
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by my_utuwa | 2008-07-13 04:20 | Comments(17)

ひぐらし 鳴く…。

工房で作陶をしている作家と、茶房ギャラリーでコーヒーを入れている作家の妻、
それに猫のピッキーと、返事をするクンちゃんが暮らしています。
桃林窯の日々の暮らしを綴っていきたいと思います・・・。





あると楽しい粉引きの汁注ぎ。そうめんつゆを入れたり、ドレッシングを入れたり、
細く出るもの、さーっと出るもの、用途に合わせていろいろです。
日本酒党の人には、冷酒用としても洒落ています。共のぐいのみで…。

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夕方ギャラリーを閉めていると、一枝だけ紅葉しているハゼの木を発見。
写真を撮ろうとしているところへ、かなかな…とひぐらしの初鳴きが聞こえてきました。
梅雨ももうすぐ終わり・・・、夏はそこまで来ています。

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キャベツを見て作った器、ご存じ「包(パオ)」シリーズです。
今回は、麺鉢として登場しました。

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大変ボリュームのある長角の器です。
マグロのたたきとアボカドをわさび醤油であえて、中に詰めました。
刺身や、オードブルなどを載せても映えます。
水盤にしたいという人のために、共土で作った剣山も付いています。

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きれいな色のプラムが出回っています。
粉引きの大皿に乗せて、写真を一枚。
どっしりとした四つ足の器です。

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吉田求 夏の器展のご案内

  この夏に向けた、新作の器を発表します。
  ブログに登場した器も出品、手にとってご覧いただけます。
  どうぞ、ご期待ください。

  日時)8月5日(火)~10(日)  AM11:00~PM7:00 (最終日~PM5:00)

  場所)ギャラリー画椰  (がや)

       
     〒814-0155  福岡市城南区東油山 3-29-30

     TEL.FAX   092-873-0033 
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by my_utuwa | 2008-07-06 02:24 | Comments(24)