梅雨に入って、周りが静かだと
なんとなくそわそわと何かを始めたくなる。
本も、新聞も読み終えても
まだまだ夕方までには時間がある。
ふと、納戸にしまってあるミシンを思い出した。
「そうだ!!余っていた布があったな・・・?!」
ミシンと布を引っ張り出したら、何かを縫ってみたくなった。
いつかナンが、気に入ったTシャツがなかなか見つからないと
言っていたのを思い出し、ならば私が縫ってみようと思い立った。
・・といってもちゃんとした型紙があるわけではなく、
それこそ前見頃も、後ろ見頃もないいい加減な型を書いて
一気に縫ってみる。
「できた!!」
工房でろくろを回しているナンを捕まえて、できたばかりのシャツを頭からかぶせてみた。「キーマ、なんか縄文服みたいだね・・・」とナンはぜいたくを言う。
「そうかな・・・、前見ごろを下に引っ張ればいいんじゃない?」といっても
今一つ不服そうだ・・・。
「首回りが大きいな・・」
「そう?じゃあ、折りたたんで縫っちゃおう・・・。
ボタンつけたらわからないよ!!」
そうやってできたシャツは、何枚縫っても
首回りがなぜかしら大きくなるというなんとも不思議が課題が残る。
小さくすればいいだけじゃないのと言われそうだが
小さくすると頭が入らず、やっと入る大きさにして縫っても
出来上がったときには、ばかでかい襟ぐりになる・・という
パターンから抜け出せない・・。
「奥が深いな・・」とつぶやく傍で
「課題が残るね・・」とナンが言う。 キーマ
一気に縫った、一枚目のシャツ。
首回りがちょっと大きくて、ボタンで調整。
最初からデザインしたみたいに見えるかな・・?
生地がまだまだいっぱいある。
ストール風の上着も、縫ってみた。
ガーゼ風の生地があったからこれは私のに・・・。
ポケットは、変形したこんなのはどうかな・・・。
左のシャツ・・・首回りが大きいな。
あ~あ。。。
クンのサービスショット。
すごく迷惑だといわんばかりですが。
そのまんま爆睡。。。。。